さち子のつれづれ

京都に住むワーキングマザーが日常を徒然綴るブログです

夫が単身赴任になるかも問題②

長い記事だと、こそこそ書いているのを夫に気取られるので、短く区切って書きます。

読みにくいかもしれませんが、お付き合いくださいませm(_ _)m

 

子育て中の共働き家庭、夫が単身赴任になったらどうする?

 

 

付いていかないのはなぜ?

夫は同年代のサラリーマンとしてはなかなかの高給取り(と言っても管理職でもないし、一本には届きませんけどね)、職場はほぼ男性ばかり、奥様は専業主婦のご家庭ばかり。

イベントで夫の上司に会うと皆さん、

「しっかり働けるよう内助の功を頼みますよ」

みたいな事を言われます。

考え方、ふるーーーっい!!

シーラカンスみたいなおっさんばかりです(`Δ´)

 

さぞかし、夫は週に一度とは言え、お迎えのあめ早く帰宅するのも大変でしょう。

 

しかし、さち子の方にも言い分がある。

私だって、フルタイムで働けば給料は同等、夫と同じだけ残業したらさち子の方がたぶん給料は上なんです。

 

そう、長時間労働を夫がしてる方が効率悪いんですよ...

 

夫とは違う業種・違う企業とは言え、同年代で総合職なんだから、仕事での責任も給料も同程度。

よくも悪くも男女平等の大手企業で、時短だからと言って男女によって仕事量や責任が違うことなんてない。

むしろ制約は多いのに負担は減らない、期待は増えるで、ヒーヒー言ってますよムキーッ( ;゚皿゚)ノシ

 

そんなもんで、私にだって、キャリアもプライドもあるんです。

ああ、愚痴っぽくなってしまった。。

 

まとめて一言でいうと、さち子には今の仕事を辞める気はサラサラないということです。

 

気持ち一つで「ついていかない」と言い切っていますが、この選択にデメリットもたくさんあることは認識しています。

 

デメリット

  1. 別居なので住宅コストや水光熱費、移動費が膨らむ
  2. 別居により家事育児を外注すればさらにコスト増
  3. 家族で過ごせないさみしさ、子供の精神的不安

 

簡単に思いつくのはこれくらいですが、他にももっとあるでしょう。

 

でも、転居を伴う配置転換が横行する日本の大企業で働くにあたっては、(その制度の良し悪しは別として)単身赴任というのは人生のどこかで受け止めなければならない問題です。

夫の転勤の度に、嫁がついていける職業なんて、地域に縛られない専門職(看護師や薬剤師など資格が活かせる仕事)か非正規雇用、在宅ワーカーくらいではないでしょうか。

弁護士や医師など高度な資格職になると、顧客や所属団体との信頼関係が重要なので自分の意志でしょっちゅう転職するわけにもいかないでしょう。

パートナーの仕事など自分の意志や裁量で採択できないタイミングで仕事を渡り歩きながらキャリアを積むスタイルは、なかなかハードルが高いものです。

友人には何人も、結婚や出産のタイミングで、その環境にあった企業に転職をする人はいますが、転職は多くても3回までかな、というのが感覚的な感想です。

 

人事異動はだいたい3年に1度ですから、その度に転職はやはり現実的ではなく、もし単身赴任の期間の期限が見えているのであれば、「ついていかない」という選択肢は無難な選択ではないかと、さち子は思っています。

 

結構まわりの親戚・友人・会社のおっさんなど、なんやかんやいう人には、

「家族は一緒じゃないと」「旦那さんを支えてあげないと」「子供がかわいそう」云々言われますが、いつも、「そこに私の意志はないのか?」ともやもやしています。

 

ないんだろうな・・・

 

世間一般的に、私のような女性はいわゆる「結婚に向いていない」「母親に向いていない」人間なのでしょう。

 

でもそれだったら、

 仕事のために妻子を置いて単身赴任をする夫はどうなのか。

 経済的に自立した妻を、金銭以外の方法で支える手段はなぜこんなに少ないのか。

 女性のキャリアはなぜいつも後回しにされるのか。

 子供と妻と夫、家族それぞれの人格や権利は平等ではないのか。

 子供は親を選べないが、どこまで担保すれば母親は許されるのか。

 

過激な言葉を選んでしまいましたが、私はいつも、男女はまだ真に平等ではなく、女性の権利のために私は戦っていると思っています。

 

愚痴とか頭の整理だけだったはずなのに、なんだか大事になってきたぞ…

 

次回に続きます。