さち子のつれづれ

京都に住むワーキングマザーが日常を徒然綴るブログです

夫が単身赴任になるかも問題④

ほのぼのな話が続いていましたが、まだシリーズ終わっていませんでした。

あと数回、ぼちぼち書こうと思います。

 

子育て中の共働き家庭、夫が単身赴任になったらどうする

 

 

 

それぞれのプランのコスト・メリット・デメリット

メリット・デメリットは前回かなり書いたので今回は簡潔に書きます。

 

プラン① 単身赴任に2年間、夫についていく

【コスト】

  • 引っ越し代 50万
  • 新居の敷金・礼金 50万
  • 家具買い換え、処分など諸費用 10万
  • 2年分の家賃 15×24ヶ月=360万
  • 幼稚園転園費用 入園料、制服など 10万
  • 私の収入が再就職するまではゼロに。
  •  最初の半年は無職だったとして、△250万
  • その後も今と同じ給料はほぼ不可能なのでさらにマイナス...

 

合計700万以上の損失になると思われます。

失業保険や会社からの家賃補助があったりして、早くいいところに再就職しても300万くらいの損失は覚悟ですね。

 

【メリット】

  • 家族みんな一緒にいられます。プライスレス。
  • 今の家は購入した当時から価格が落ちていないので、手数料差し引いてもローンは完済できます。
  • 将来売るとか貸すとか機会損失はおいといて、損はしないことが、メリット。

 

【デメリット】

  • 息子も私も友達・コミュニティはやり直し
  • 付いていく先は親族も知り合いもいない地域なのでまずは友達づくりとシッター、ファミサポなど頼る先の開拓が必須
  • 首都圏だったら外部リソースかなりありそうだけど、田舎だったら絶望的
  • 転職できるか不安

 

まとめ→色んなリスクを背負ってでも、家族が一緒にいることを最優先にするなら、こらしかないですよね。

 

プラン②A 夫の親と同居

【コスト】

  • リフォーム代 仮に300万(床と壁やり直し、断熱補強等、水回りはなし)
  • 夫の引っ越し代&家賃諸々 基本は会社補助ありとして、家電など買うこともあるので10万
  • 義実家へ生活費&家賃&育児補助のお礼として月々5~10万くらい?×2年分
  • 幼稚園転園費用、制服代など10万
  • 今の家はプラン①と同じくプラスマイナス0

 

合計600万くらいはかかるプランになりそうですよ...

 

【メリット】

  • 唯一にして最大のメリットは義母に家事育児を助けてもらえる
  • 母子密着育児を回避できる。義母はとてもありがたい存在であるのは確か。
  • 小学校に上がっても同様なら息子が鍵っ子にならなくて済む。

 

【デメリット】

  • 自分の母は気軽に来れなくなる
  • リフォームでお金がかかる上に生活費諸々含めると結局今よりコストは高くなりそう。
  • 通勤がやっぱりしんどくなる
  • 幼稚園が変わるという環境変化も負担
  • 小学校に上がるタイミングで、夫が帰ってきて今の家に戻るか、付いていくためにさらに引っ越しする可能性あり
  • 同居となると教育方針などで義母と折り合いが難しいシーンもでてきそう


 

プラン②B 夫の親と近居

【コスト】

  • 敷金礼金60万、家賃月々10万(京都市内の小さめ2LDKを想定)の物件に住んだとして2年分 合計300万
  • 夫の引っ越し代&家賃諸々 基本は会社補助ありとして、家電など買うこともあるので10万
  • 義実家へ育児補助のお礼として月々2~3万?×2年分 70万
  • 幼稚園転園費用 10万
  • 今の家はプラン①と同じくプラスマイナス0

コストは合計390万とかなりダウン。

 

【メリット】

  • 基本的な生活は自分でやりくりしつつ、義母の手を借りられる
  • プライバシーも保てる
  • 幼稚園送迎から私の帰宅までは義母を頼ることになるので母子密着育児にはならない
  • 実母も呼びやすい

 

【デメリット】

  • やっぱり通勤がしんどい
  • 通勤時間が長くなることにより自分が主体的に育児ができなくなる
  • 幼稚園が変わるという環境変化も負担
  •  小学校に上がるタイミングで、夫が帰ってきて今の家に戻るか、付いていくためにさらに引っ越しする可能性あり

 

同居にしろ、近居にしろ、一歳のプレから通った幼稚園があと2年で卒園というタイミングで変わらないといけないということ、それから通勤時間が長くなることによって自分が主体的に育児ができぬくなること。

義母の手を借りられるのは本当にありがたいのだけど、それはつまり私が息子とかかわる時間が減ってしまうということになるわけで。

お父さんが単身赴任でいなくなり、幼稚園が変わって先生や友達とも離れて、その上に私と過ごす時間が減ってしまうというのは、息子にとってはかなり辛いんじゃないだろうか。

夫は、私と息子が家に二人きりになり、ベビーシッターや近所の人にお迎えを頼ることになったり預り時間が長くなることで、息子が寂しい思いをするのを心配しているのだけど、だからといって、義母でその穴を埋められるのだろうか...

 

 

プラン③ 仕事辞めない 引越ししない 同居しない

【コスト】

  • 家賃コストはこれまでとかわらず、月々ローン返済9万×2年 216万
  • 夫の引っ越し代&家賃諸々 基本は会社補助ありとして、家電など買うこともあるので10万
  • ベビーシッター等を週一回利用するとして月2~3万、年間36万×2年
  • 義母に週一回とまりにきてもらうなどこれまでより協力をお願いする場合月2~3万のお礼、年間36万×2年
  • 私が時短の時間を増やすなどする場合はその分給料カット
  • 転園などはなし

 

スト2年間合計300万くらいです。

 

【メリット】

  • 一番懸念の幼稚園を変わらなくてよい
  • 私もフレックスなど活用すれば週3~4はちゃんと自分で送り迎えしてあげられるのでこれまでと変わらない生活ができる

 

【デメリット】

  • 夫が担当している平日の家事育児は全て自分の負担に(とはいえ、平日の主夫の担当は朝の送りと週一回のお迎えのみ、家事はほぼしていない...)
  • 義母や実母には今でも時々協力お願いしているけど、お迎えをお願いする頻度をあげるか、泊まりもお願いするとかしないといけない
  • 母or 義母でカバーできない範囲はアウトソーシングが必要。
  • ベビーシッターに定期的にきてもらったりご近所のママ友と協力したり。家族以外の人にお迎えにきてもらうことが、息子にとってどれだけ負担になるかが不明
  • 母子で過ごす時間が増える分、ストレスや疲れが溜まりやすくなる

 

プランの比較

ここまでのプランを比較すると...

コストの大きさは

夫についていく>どうするかは>近居>現状維持

となりました。

近居と現状維持はあまりコストに差はありませんが、幼稚園転園、家を手放さなくてよい、などコスト以外の違いはかなりあります。

 

メリットデメリットは比較しづらいですが、同居&近居では、息子の安心安全の確保が結局のところ難しいのではないかなぁ...というのが正直な感想です。

家事育児手伝ってもらえて体力的には私は楽になるかもしれないけど、同居近居のために息子との時間を削るくらいなら仕事減らすか変えるかするかな...

 

さて、この事実をどう夫に説明するか。

私はプラン③を通すためにどう論理構成していくか。

 

次回で最後ですm(_ _)m